◆米大リーグ ダイヤモンドバックス6―11ドジャース(2日、へ大2度盗塁米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が2日(日本時間3日)の敵地・Dバックス戦に「1番・DH」で出場し、谷翔6個功率自身最多タイの1試合3盗塁を決め“史上初”をさらに更新する「44―46」(本塁打―盗塁)とした 。平チこれで「51―54」ペースとなり 、目3前人未到の「50―50」に向け「チャンスはある」と初めて自信を口にした。連続sqla3日(同4日)からは敵地で古巣のエンゼルス戦 。フ成昨季まで6年間慣れ親しんだエンゼルスタジアムでまた新たな伝説を刻む 。5050ャンスあるんじゃないかなで423セー92%
ざわめきが残る敵地で、へ大2度盗塁大谷が再び駆け出した 。谷翔6個功率2点リードの7回1死 。平チ右前打で3試合ぶりのマルチ安打とすると 、目32番・ベッツの2球目に二盗を決めた。連続めりもその直後、フ成3球目に三盗とわずか2球の間にたたみかけ 、5050ャンスあるんじゃないかなで423セー92%日本人歴代2位の46盗塁目 。時間にして約32秒の出来事だった 。4回の二盗を含め 、自身2度目で最多タイの1試合3盗塁で“史上初”を更新する「44―46」とした 。
これでシーズン51本塁打、54盗塁ペース。前人未到の「50―50」が現実的な数字になってきた。今まで個人記録にはほとんど興味を示してこなかったが、「1試合でも多く健康な状態で出られれば、チャンスはあるんじゃないかなと思います」と残り24試合での偉業達成へ意欲を口にした。
スチールへのこだわりを凝縮した3盗塁だった。この日で驚異の23回連続セーフ。成功率92%(企図50・成功46)は、両リーグ断トツ61盗塁をマークしているデラクルス(レッズ)の82・4%を優にしのぐ。「多くの企画で失敗が多くて成功が多いよりも 、それなりの企画数で高い成功率の方がいい。アウトになる確率が低い中で進塁できれば理想」という信念を体現している 。二盗成功率は92・7%(41企図・38成功) 、三盗は88・9%(9企図・8成功)。三盗では唯一の失敗はけん制アウトで、送球で刺されたものは一度もない。
米国の野球ファンが重視するパワー(本塁打)とスピード(盗塁)を兼ね備えた選手として、大谷の数字は現地で相当な注目を集めている 。球場では、ド軍番記者勢が自身のXで盗塁の度に数字の“ポスト合戦”を繰り広げ、米紙「USAトゥデー」の敏腕記者・ナイチンゲール氏は4回の盗塁時に「大谷は『44―44』クラブの創立会員になる」と投稿。昨年9月の右肘手術で投手はできなくても 、唯一無二の存在であり続けている 。
3日(同4日)からは公式戦では初めて敵地でエンゼルス戦に臨む 。3月のオープン戦で凱旋した際は特別映像などで歓迎を受けた 。「今まで一番多くの時間を過ごした球場。自分にとっては特別ですし、一生懸命頑張りたい」。昨季まで6年間在籍した古巣にも遠慮はしない。まずは王手をかけた「45―45」へ。アナハイムでも“青い大谷”が打って、走る。(中村 晃大)
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